運動が気分の落ち込み解消に効果があるって聞くけど、具体的にどんな運動をしたらいいんだろう。
こういった疑問に答えます。
自分自身、気分の落ち込みに長期間悩まされたことがあり、いろいろな方法を試してみました。
結果として、運動を習慣化することの効果が最も大きかったので、今回はお伝えしていきます。
Contents
気分が落ち込む場合は運動が効果的
最近の研究で明らかになってきていますが、運動には気分の落ち込みを解消する効果があります。
どのくらいかというと、抗うつ剤を服用するのと同じくらいの効果と言われています。
薬物治療するより効果が上がるって、ものすごい効果ですよね。
運動によって幸せホルモンのセロトニンが分泌される
運動することによって、幸せホルモンであるセロトニンという物質が脳内で分泌されます。
このセロトニンが脳内で作用することで、感情や気分のコントロール、精神の安定化につながるのです。
セロトニンを増加させる方法については、他にも「太陽の光を浴びる」方法もあります。
運動と組み合わせることで大きな効果が得られます。
最強の組み合わせは、「朝、太陽の光を浴びながら散歩する」ですね。
有名な精神科医の樺沢先生も、朝散歩の重要性を説いていらっしゃいます。
まずは、軽い散歩、筋トレからでOK
朝30分の軽い散歩
どのような運動から始めるべきかですが、運動習慣がない方は、まずは朝30分の軽い散歩から始めるのが良いでしょう。
運動の習慣がなく体力がないのに、
と意気込んでも、ほぼ間違いなく挫折します。
自分の現在の体力の状況に合わせて、始めるようにしましょう。
近くに緑が多い散歩コースがある場合は、そこを使うと良いです。
緑を見るだけで、ストレスを軽減する効果があると言われています。
軽い筋トレ
コロナウイルスの関係でなるべく外に出たくない方は、室内でできる筋トレでも効果ありです。
とにかく、最初は無理せず続けられる程度の量をこなすことから始めてみるべきです。
腕立て10回、腹筋10回、スクワット10回を1セットずつでも十分です。
慣れてきたら、息が上がる運動も
ある程度慣れてきたら、少しづつ負荷を上げていきましょう。
散歩→競歩→ジョギング→ランニングと上げていってもいいですし、最近注目されているHITTというトレーニング方法もおすすめです。
HIITとは、High Intensity Interval Trainingの略で、高強度の運動をインターバル形式で実施するものです。
慣れないと、最初はすぐ息が上がってかなりきついですが、10分程度の運動で通常の有酸素運動30分〜1時間の効果が得られると言われています。
メンタリストのDaiGoさんもモーニングルーティンに取り入れているようなの、やり方等参考にしてみてください。
余談ですが、息があがるレベルの運動は、健康寿命を伸ばすことにも効果があるようです。
LifeSpanという本に書かれていました。
(この本おすすめです。ぜひ読んでみてください。)
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【参考】筆者の運動メニュー
自分の場合は、朝の散歩に加えて、腕立て20回、腹筋20回、スクワット20回、タバタ式HIITを習慣化しています。
これらの運動を習慣化してから、明らかに気分が落ち込むことは減りましたし、モチベーションの高い状態を維持することもできています。
まとめ
運動は、気分の落ち込み解消だけでなく、モチベーションを高めたり、健康寿命を伸ばしたりとメリットづくしです。
ぜひとも習慣化して高いQOLを手に入れてみてください!