私は大学を出て重工大手メーカに就職しましたが、メンタルを病んで退職。
30歳で未経験のWeb業界に転職し、現在はWebエンジニアとして働いています。
今回は、以下について書いていきます。
- 大手企業を辞めた理由
- 仕事を選ぶために重要なこと
就職先に悩んでいる学生さん、自分と同じように転職を考えているサラリーマンの方のためになれば嬉しいです。
Contents
大手企業を辞めた理由
仕事を辞めることになったのは、得意なことを活かせない環境を選んでしまったことが大きな理由です。
自分は、東大の大学院を出て東証一部上場の業界最大手の企業に就職しました。
側から見ると、エリートコースを歩んでいて、それだけで人生勝ち組に見えますよね。
ですが、自分の場合は業務内容の大半が苦手なことで、消耗していました。
大きな会社ほどそうだと思いますが、多くの部署との調整、上司・客先への説明、下請けへの指示出しなど、関係者との深いコミュニケーションが求められます。
自分はHSPの気質もあり、他人とコミュニケーションをとるのが好きではなかったので、それがストレスでした。
苦手な業務がほとんどなので、常に自分のキャパシティ以上の仕事を抱えておりパンク寸前、月平均80hの残業をしていた時期もあり、体力的にもメンタル的にも辛い日々を送っていました。
さらに、大きな会社ほどありがちですが、会社業務には誰でもできそうな雑多な仕事が多く、やりがいも感じれずに働いていました。
会社の同期も、仕事に対して熱意を持って働いているのは少数派で、大多数は自分と同じ感覚だったと思います。
ストレスで体調を崩し、休職に追い込まれた同期がいるのも知っています。
大したやりがいも感じられず、仕事でこれほどの残業をしていると、思考する力も、何かに挑戦する力も削がれてしまうんですよね。
このような苦手な業務が多い環境で苦しい中で頑張って、仕事を続けていた結果、メンタルを病んでしまいました。
幸い軽めの適応障害で済んだのですが、半年間休職して自宅に引きこもっていました。
自分の得意を活かせる仕事を選ぶべき
仕事人生の幸福度は、「自分の得意なことを活かせる環境かどうか」これに完全に左右されます。
自分の得意を活かせない環境で働いてしまうと、
の負のループに入っていしまいます。
逆に、得意なことを仕事にできた人は、そうでない人と比べて圧倒的に成長する機会に恵まれます。
得意なので、以下のような健全な成長ループをとることができます。
得意なことがない人は普段の仕事から探すべき
得意なことなんかないよ!
という方も、今一度振り返ってみてください。
誰しも、これをやっていると没頭して周りが見えなくなる、集中するとお腹が空いても気づかない、といったことがあるはずです。
それが自分の得意なことにつながっている可能性が高いです。
自分の例でいうと、プログラミングコードを書いていると、ゾーンに入ることができ、周りを気にせずひたすら作業を続けることができます。
皆さんも、ちょっとしたことでいいので自分の得意なことを思い浮かべてみてください。
得意または好きなことを仕事にするマインドは、Daigoさんの本が参考になります。
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苦手は克服せずに逃げた方がいい
今現在、自分の能力を活かせずに、苦手なことで消耗している方は、異動、転職するなりしたほうがいいです。
長年苦手を克服しようと足掻いてきた経験から言えることですが、苦手なことを頑張っても改善することはありませんでした。
横並び教育の弊害が大きいと思いますが、日本には一通りのことを満遍なくできることが偉いという価値観がありますよね。
できないことを克服するより、得意を伸ばした方が圧倒的に楽です。
【余談】得意なことを求めてWeb系エンジニアに転職しました
他人とのコミュニケーションが苦手、セルフコントロールしつつ黙々と作業するのが得意という自分の特性を活かすため、Webエンジニアに転職しました。
結果として、よい決断だったと思います。
エンジニアになってよかったこと💡
✅無駄な会議がない
✅コミュニケーションがチャットでOK
✅リモートワークしやすい
✅業務時間中に勉強できる
✅周りの人たちが優秀で優しいメリットはあげたらキリがありません。
やはり、コミュ障タイプの人にはかなり合ってる職種なのでは。— トモアキ@エンジニア (@tomoaki052618) August 12, 2020
以下の通りです。
- 無駄な会議がない
- コミュニケーションがチャットでOK
- リモートワークしやすい
- 業務時間中に勉強できる
- 周りの人たちが優秀で優しい
自分の手を動かすことが得意な人にとっては最高の環境です。
一方で、向いてない人にとっては、1日中パソコンとにらめっこしているのはキツいですよね。
あくまで自分に向いているかどうかよく考えて判断してください。
このように、自分に向いている職業を選ぶことができれば、仕事中に苦痛じゃない時間を過ごすこともできます。
ぜひ、自分の特性を見極めて向いている環境を探してみてください。