そんな方に向けて解説していきます。
本記事で紹介する方法を実践すれば、最短3ヶ月でエンジニア転職が可能です。
自分は未経験から約3か月の独学で、Web系自社開発企業に転職することができました。
Contents
未経験からWeb系エンジニア転職のための学習方法
Webサービスを使って学習する
この記事を読んでいる方は、エンジニア転職に興味があるけど、自分に向いているかわからない方だと思います。
そんな方は、まずは無料で学習できるサービスを使って初めてみるのが良いと思います。
Progateとドットインストールというサービスから始めてみることをオススメします。
Progate
出典:https://prog-8.com/
progateより引用
Progateは、オンラインでWeb系プログラミング言語の基礎を学習できるサービスです。
★学習する項目リスト
- HTML/CSS(2周)
- JavaScript/jQuery(1周)
- PHP(Ruby)(1周)
- SQL(1周)
- Git(1周)
基本的には、上記で挙げた全てのコースを学習しておきましょう。
>> Progateはこちら
HTML/CSS
全てのコースを2周しましょう。
HTML/CSSは、全てのWeb系プログラミング言語の基礎なので、しっかり定着するように意識して学習します。
特に道場コースは実践形式となっているので、実際の制作の感覚をつかむことを意識するとよいです。
JavaScript/jQuery
全てのコースを1周しましょう。
2021年1月現在、JavaScriptのバージョンは、ES5とES6の2種類ありますが、最新版のES6の方を受講しておけば問題ありません。
PHP(またはRuby)
全てのコースを1周しましょう。
ここでは感覚をつかむ程度に留め、先に進みます。
サーバーサイド言語としてPHPとRubyのどちらを学習すればよいか悩むかもしれませんが、正直どちらでもOKです。
両者は構造が似ているので、どちらかを先に学習しておけば、もう一方は楽に習得可能です。
悩むようなら、入社したい会社の求人を見て、主に使っている言語を選んでおけば問題ないです。
SQL、Git
SQLはⅠ〜Ⅲ、GitはⅠのコースを1周しましょう。
SQLは、この段階ではあまり深く理解する必要はありませんが、この後で解説するWebサービスの作成時に不可欠です。
select, from等のコマンドがあるんだな、程度の理解で先に進みましょう。
Gitは、チーム開発の必須ツールです。
概要を理解する程度でOKです。
ドットインストール
出典:https://dotinstall.com/
ドットインストールより引用
【PHPでウェブサービスを作れるようになろう】コース
いろいろなカリキュラムがありますが、Webサービスが作れるようになるために 「PHPでウェブサービスを作れるようになろう」で実戦スキルを磨きましょう。
特にDB連携、SQLの知識を定着させることを考えて取り組むとよいです。
PHP周りの技術を使ってWebアプリケーションを作っていくという内容ですが、しっかり取り組めば力になると思います。
>> ドットインストールはこちら
書籍での学習
よくわかるPHPの教科書 【PHP7対応版】 | たにぐちまこと
よくわかるPHPの教科書 【PHP7対応版】
とはいえ、現在はProgateやドットインストールなどのWebサービスが充実してきているので、そちらを活用したほうが効率は良いです。
書籍は、参考程度の扱いになると思います。
実践学習
実践学習では、これまででインプットした内容を使ってアウトプットとしていきます。
Webサイト模写
Progateでプログラミング言語の基礎を一通り学習し終えたら、アウトプットとして実際のWebサイトを模写します。
細部まで作りこむ必要はないので、インプットしたものを一度アウトプットします。
この際に作った模写実績を面接で見せることで、フロントエンドの実装スキルを示すことは出来るかと思います。
このステップは必ずしも必要ではないので、不要だと思う方はスキップしていただいて問題ないです。
実際のサイト模写のイメージがわかない方は、自分の模写実績をご参考にお出しできます。
リンクからお気軽にご相談ください。
>> お問い合わせはこちらから
オリジナルサービス作成、サーバへデプロイ
簡単なものでいいので、面接で披露するためのポートフォリオとしてオリジナルサービスを作りましょう。
デプロイするサーバは、herokuのような無料のもので十分です。
サーバを自分で設定してアプリケーションをデプロイするのは、初心者にはかなりハードルが高いです。
その点、herokuは無料の上事前の設定もかなり簡単でほんの少しの手順でデプロイまでできてしまいます。
>> herokuはこちら
参考として、自分が自作したサービスを掲載しておきます。
【感謝の気持を投稿できる掲示板】 => Thank-You-Board
このレベルの制作物でも全く問題ないです。
しっかり勉強すれば、この程度のサービスであれば作れるようになると思います。
ここで、フロント側の見た目はあまりこだわる必要はありません。
正直、現役のエンジニアの方に比べたら実務未経験者の技術は大したことないので、技術力はアピールポイントになりません。
面接官は自走力とWebサービスに対する情熱を見ています。
プログラミングスクールもあり
Progateとドットインストールのみの学習でサービスを作ることが難しければ、プログラミングスクールに通うのも一つの手段です。
会社員をしながらだからとにかく時間を買いたい、という場合も有効だと思います。
TechAcademy
会社員をしながらで通いの時間が取れないまたは地方在住の方はオンライン完結のTechAcademyがオススメです。
基本的には教材を見ながら自習する形式で、定期的にメンターからのサポートが受けられます。
また、毎日チャットサポートが受け放題なので、発声した疑問に対しても親切に応えてもらえます。
自分はTechAcdemyの「PHP/Laravelコース」を受講しました。
>> TechAcademyはこちら
テックアカデミーについては、レビュー記事もありますので、ご参考にご覧ください。
TechCamp
退職済み等でがっつり時間を確保できる方はTechCampもありです。
YouTuberのマコなり社長が運営するスクールです。
通い形式の短期集中で、対面のため分からないところをすぐにメンターに聞くことができる環境です。
チーム開発でサービスを1から作り上げるところまでやるので、かなり実戦力がつくと思います。
>> TechCampはこちら
転職活動
オリジナルサービスが一つ出来たら、速攻で転職活動に進みましょう。
このくらいの学習量だと、技術力が足りないから学習を続けたいと思ってしまいがちですが技術力は入社してから身に付ければOKです。
おすすめの転職エージェント
正直、転職エージェントはどれを使っても同じです。
複数のエージェントに登録しつつ、広く求人を見てみるのがいいです。
とはいえ、おススメのエージェントをいくつか挙げるので参考にしてください。
リクルートエージェント
転職エージェントはリクルートエージェントがおススメです。
業界最大手だけあって対応は丁寧ですし、支援が手厚いです。
また、求人数についても非公開求人が多いようで、未経験者歓迎の求人数も多めになっています。
>> リクルートエージェントはこちら
Wantedly
まずは気軽な面談形式で話を聞いてみたい方にはおススメです。規模の小さいベンチャー企業が多い印象があります。
>> Wantedlyはこちら
面接での注意点
面接で注意すべき点は以下の通りです。
- 人柄(笑顔)
- コミュニケーション能力
- Webに対する熱意
未経験では、技術に関してはポテンシャルに期待されているので、一緒に働きたいと思ってもらえるかがより大事です。
コミュニケーションが問題なく取れる、人柄のよさを見られます。
さらにポートフォリオを披露して、自走力があること、Webに対する熱意があることを示せれば完璧です。
面接の場では、皆さんが想像しているよりはるかに技術には期待されていません。
自分の場合もポートフォリオを作っていきましたがそこまで深く技術面を見られることはありませんでした。
技術力よりも、一つのことを突き詰めて成果物としてまとめることのできるスキルを持っているかどうかを重視されます。
よく聞かれる質問
以下のような質問はよく聞かれるので、少なくとも回答を準備しましょう。
- これまでの経歴を含めて自己紹介をしてください
- なぜ今までのキャリアを捨ててエンジニア転職しようと思った?
- プログラミングは好きですか?
- 独学で苦労した点およびそれをどうやって乗り越えたか?
- 転職活動の軸は?
結果的には、実績を提示することで全体的に良いイメージを持ってもらえたと感じています。
やはり制作物があるのとないのとではイメージは雲泥の差なので、ポートフォリオの制作は必須です。
自分の場合は、プログラミングが好きなことが伝わってきた。と言ってもらえました。
未経験からのエンジニア転職は、簡単ではありませんが、今後伸びる業界で学習コストも比較的低いので、是非挑戦してみてください。