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【Git入門】基本的な仕組み・実務で役立つコマンドまとめ(その1)

2020年8月26日

初心者向けに、Gitの基本からよく使うコマンドについて解説していきます。

Gitとは

Gitとは、プログラムのソースコードなどの変更履歴を記録、追跡するためのバージョン管理システムの一つです。

チームでの開発や、一人でも複雑なシステムを開発する場合、変更履歴を管理するのは難しいですよね。
変更履歴をどこかにメモったり、ソースコードに記入していくといったやり方では、訳が分からなくなります。

バージョン管理システムを使うことで、システム内に変更履歴を記録・管理してくれるため、手間をほぼなくすことができます。
また、過去のコードに遡ってバージョンを戻したり、チーム内でのコードの整合性を取るといったこともできます。

Gitを使う意味やメリット

変更履歴を記録・確認できる

Gitを使うことで、ソースコードの変更履歴をシステム上に記録することができます。

記録したものはバージョンごとにGitがシステム上で管理してくれているため、任意のバージョンのソースコードをいつでも確認することも可能です。
発生したバグがどのバージョンから発生したのか確認したい場合に、原因の特定がしやすくなります。

変更の取消しや復元ができる

修正前のソースコードに戻したい場合は、コマンド一つで指定したバージョン戻すことができます。
Gitは「commit」という単位でバージョンを管理しており、かなり細かい単位で修正の取消し、復元が可能です。

開発中のソースコードを共有できる

複数人で開発をする場合、同時並行でソースコードを編集したい場合がありますよね。
Gitでは、分散型を採用しており、各個人のローカルにリポジトリ(ローカルに作った作業場のようなもの)を作り、そこで作業することができます。

各個人の作業スペースで進めるため、同じファイルを編集してしまいコンフリクトを起こすようなことはありません。

まとめ

  • Gitとは、プログラムのソースコードなどの変更履歴を記録、追跡するためのバージョン管理システムの一つ
  • システム内に変更履歴を記録・管理およびチーム開発のコードの整合性を取ることが可能

Gitは、導入するとバージョン管理の手間をほぼ0にしてくれるとても便利なツールです。
まだ使ったことのない方は、ぜひ導入してバシバシ共同開発していきましょう!

Gitの概要、おすすめのコマンドは、以下の記事にまとめているので合わせて確認してみてください。

【Git入門】基本的な仕組み・実務で役立つコマンドまとめ(その2)

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