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【終身雇用崩壊】これからの時代に個人が取るべき行動と考え方について解説

2021年1月21日

年功序列と並んで、日本の発展を支えてきた終身雇用制度が崩壊しつつあります。
中でも、2019年のTOYOTAの社長の「もはや終身雇用は維持できない」発言に代表されるように、ついに制度の終わりが見えてきていますね。

これからの働き方がどうなるのか、個人はどのように考えて行動していけばいいのかについて解説していきます。

終身雇用制度は崩壊しつつある

これまで日本の常識だった終身雇用制度は崩壊しつつあります。

例えば、富士通やオリンパス、JTBと行った名だたる大企業が大規模なリストラを断行しています。
一昔前なら、一度入ってしまえば生涯安泰と言われた大企業でさえこの有様です。

武田薬品工業に至っては、30代以上をリストラの対象にしています!
大企業に入ったからと言って全く安心できない時代です。

このような状況になった時代背景は、こんな感じ。

  • テクノロジーの進化によって業務が効率化され機械に代替されつつある
  • 時代の変化についていけず業績が悪化した企業が人件費を削減しつつある

前者については、機械に代替されるような低スキルの人材は容赦なくリストラされてしまいます。

後者の場合も、これから業績の悪化に苦しむ業界は次々出てくることが予想されます。
これからは、キャリアを考える上で、自身のポジションをどう選んでいくかということは重要度を増していくでしょう。

一生を会社にしがみついて生きると厳しい時代

これからの時代は、終身雇用や年功序列を前提にして、「会社にしがみつく生き方」をするととても厳しい時代になります。

一昔前なら会社から与えられた通りに仕事をこなしていれば問題なかったかもしれません。

しかし、現代では言われたことだけをやって会社に養ってもらうという思考を持っていると、スキルアップできずにリストラ候補一直線です。
さらに年功序列も期待できないので、価値を生み出せない人材になってしまうと賃金も上がりません。

これからはAIなどのテクノロジーによって、単純作業はほとんどが自動化されていきます。

例えば、ただ運転するだけのタクシー運転手や、スーパーのレジ打ちなどの仕事はなくなります。
よほどの付加価値がなければ、自動運転車や自動レジに置き換えたほうがよほど効率的ですよね。

有名大企業のサラリーマンでも同じです。
普段から誰でもできる単純作業をやってしまってる人、意外と多いと思います。

給料が下がるだけならまだいいですが、最悪は職を失います。

このように、これからは人間にしかできない付加価値の高い仕事をしていかなければいけません。
そうでないと、AIなどの自動化技術との競争に負けて単価の低い仕事をせざるを得なくなります。

このように、「会社にしがみつく」という思考を持ってしまうと、厳しい時代になりそうです。

会社に頼らなくても生きていけるように、個人で稼ぐスキルを身に付けよう

会社に頼らずに生きていくには、個人で稼ぐスキルがとても大事になってきます。
個人で稼ぐスキルを持っていると、たとえ会社をクビになったとしても生きていくことはできますよね。

個人で稼ぐ方法にはどのようなものがあるかというと、以下のようなものが挙げられます。

  • 副業をする
  • 事業を起こす
  • 投資をする

悩む人
会社員のままだと、副業とか事業を起こすとかムリ

という方もいると思います。

ここからは、具体的どのように稼いでいく方法があるのか解説していきます。

副業で稼ぐ

今の時代は一昔前と比べても格段に個人で稼ぐというハードルが低くなっています。
例えば、特別なスキルがなくても、以下のような副業ならすぐに始めることができます。

  • せどり・転売
  • ネットショップで不用品を売る

少し勉強してスキルを身につけることができれば、以下のような副業も可能ですね。

  • プログラミング
  • Webデザイン
  • ブログ、アフィリエイト
  • 不動産投資

もちろん、どの副業も一朝一夕に稼げるというわけではないです。
しかし、1〜2年ほど時間をかければ、誰でも自分の力をお金を稼ぐことができるようになります。

事業を起こす

事業を始めるというと、何か大きなリスクをとって一か八かで挑戦するというイメージがあると思います。
例えば、多額の借り入れをしてラーメン屋を開業するとかですね。

ただ、現在はコストをほとんどかけずに事業を立ち上げることもできるような環境が整いつつあります。

例えば、PC一つあれば自分でネットショップを開設してモノを売ったり、YouTubeで広告費を稼いだりといったことが容易にできてしまいます。
また、クラウドソーシングを使うことで、付加価値の低い業務を外部にアウトソースするための仕組みも整いつつあります。

つまり、自分一人が社長のプチ起業が成り立つ環境になってきているのです。

これは、一昔前には考えられなかったことです。
個人が自分の店を持つためには、店舗を借りて場所を確保しなければならず、多額の資金が必要でした。
自分の作った動画を配信するにも、個人がテレビのようなメディアを持つことができなかったのです。

それが、現在はテクノロジーの進歩によって個人が少資本で事業を持つことができるようになりました。

この環境をフル活用することで、ほぼリスクなく自分の事業を持つということもできるようになっているのです。
使わない手はないですね!

投資をする

これは、半分くらいおまけです。

すでに手元にお金がある人は、その資金を安定的に運用することで、年利3〜5%程度であれば増やしていくことが可能です。
投資の知識は少し勉強すれば身につくので、副業や事業を起こすことに比べればハードルは低いです。

正直、日本人全員が勉強すべき知識です。

ただ、高いリターンを狙って個別株投資、FXなどに手を出すのは、個人的にはおすすめしません。
投資で高いリターンを得るには高いリスクを許容する必要がありますが、下手をすれば再起不能な状態に陥ってしまいます。

投資はあくまで余剰資金でリスクを取り過ぎずにやるくらいが丁度いいと思います。

将来が不安なら行動しよう

悩む人
ここまで読んだ方の中には、個人で稼ぐこと重要なのはわかったけど、やっぱり動くのが怖い

という方もいると思います。

そういう方は、未来が良くなるという感覚がつかめていないから恐怖を感じてしまうのです。
人間というのは不思議なもので、動かないでいると恐怖が増幅するのですが、動き出すと意外となんとかなったりします。

とりあえず、自分ができそうなところから手を付けてみることをおすすめします。
まず最初は、自宅の不用品をメルカリで売ってみるとかでも良いと思います。

一歩を踏み出すことで、小さいことでも何か学びが得られ、それを元にさらに少し大きめの何かに挑戦していく。
そういったループを生み出すことができれば、不安も解消されて毎日を楽しく過ごすことができるようになっていると思います。

今は、これまでのどの時代よりも変化の激しい革命の時代です。
人間の働き方は根本から変わらざるを得ないでしょう。

これから来るべき時代に備えて、自分の生きていくべき道を模索してきましょう。

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