という疑問に答えます。
この記事の信頼性
- 筆者はスタートアップの現役Webエンジニア
- 独学時代にテックアカデミーのコースを2つ受講した経験あり
Contents
テックアカデミーで受講できるプログラミングコース
テックアカデミーでは、プログラミングだけでなく、デザイン、Webマーケティング等、幅広くコースが用意されています。(2023年2月現在)
今回は、プログラミングのコースに絞って紹介していきますね。
テックアカデミーのコース一覧
プログラミング系のコースだけで、ざっとこのくらいのボリュームがあります。
- PHP/Laravelコース
- Javaコース
- フロントエンドコース
- WordPressコース
- iPhoneアプリコース
- Androidアプリコース
- Unityコース
- 初めてのプログラミングコース
かなり充実していますね。
初心者が学習したいと考える内容は、大体網羅されています。
その他のコースも確認したい方は、こちらからどうぞ。
テックアカデミーの料金プラン
テックアカデミーの料金プランは、受講期間ごとに次のように設定されています。
料金プラン | 料金(税込) | メンタリング回数 | 学習時間の目安 (1週間) |
---|---|---|---|
4週間プラン | 社会人 174,900円 学生 163,900円 |
7回 | 40〜50時間 |
8週間プラン | 社会人 229,900円 学生 196,900円 |
15回 | 20〜25時間 |
12週間プラン | 社会人 284,900円 学生 229,900円 |
23回 | 14〜18時間 |
16週間プラン | 社会人 339,900円 学生 262,900円 |
31回 | 10〜13時間 |
コースごとにカリキュラムの違いはなく、受講期間に比例してメンタリング回数が増えていきます。
受講期間を長くしても学習効率が落ちてしまうので、基本的には4週間プランを選んでおけば問題ないです。
4週間で集中的に学習とアウトプットを繰り返して効率よく学習しましょう。
普段の仕事などが忙しく、1日の中であまり学習時間が取れない方は、状況に合わせて受講期間が長めのコースを選んでもいいと思います。
学生は社会人に比べて割安で利用できるのでお得ですね。
一番安いコースでも10万円超と高額ですが、副業やエンジニア転職などで今後稼ぐ金額を考えると十分安いと思います。
プログラミングスキルを身につけることは今後の人生に確実にいい影響を与えることに繋がります。
そのための自己投資だと考えると、この金額は非常にコスパが高いです。
この学習を実りあるものにするためにも、主体的に取り組んで絶対元を取ってやるという強い気持ちで臨むようにすると良いですね。
テックアカデミーのおすすめプログラミングコース
今からプログラミングを学習するなら、Web系の言語をおすすめします。
Web系の言語がおすすめな理由は、以下の記事にまとめたので、合せて参考にしてみてください。
Web系の言語を学習するなら、以下のコースがおすすめです。
サーバサイドを学習する場合
サーバサイドを学習したい場合は、PHP/LaravelコースまたはWebアプリケーションコースがおすすめです。
カリキュラムで使用する言語が異なり、PHPを学びたい場合はPHP/Laravelコース、Rubyを学びたい場合はWebアプリケーションコースになります。
個人的には、どちらかというとRubyよりPHPをオススメします。
PHPの方が求人数も多いですし、副業案件も他の言語に比べて多いので選択肢をより広くすることができます。
Laravelは近年人気のPHPフレームワークです。
今後ますます人気が高まるにつれて案件数も増えていくと予想されます。
PHP/Laravelコースでは、HTML5、CSS3の基礎知識に加えてPHP、MySQL、Git等のサーバサイドの技術を中心に学べます。
さらに、PHPのフレームワークの一つであるLaravelを使って、Webアプリケーション制作の一連の流れを経験することができます。
私はこのPHP/Laravelコースを受講し、PHPを主に扱う自社開発企業に未経験から転職できました。
このコースで制作したWebサービスをポートフォリオとしてアピールして、選考で評価に繋がったのも大きかったと思います。
未経験からでも、自社開発企業に転職できるレベルの力をつけることができると自信を持ってオススメできます。
- 求人数や案件数を考慮するとPHP/Laravelコースがオススメ
- 未経験からサーバサイドエンジニアとして転職したい方にオススメ
フロントエンドを学習する場合
フロントエンドを学習したい場合は、フロントエンドコースがおすすめです。
HTML5、CSS3、JavaScript、jQueryといったフロントエンドの基礎知識に加えて、Vue.js、Firebaseといった比較的新しい技術を学べます。
このカリキュラムを一通りこなせば、Webのフロント側を作るための基礎知識をつけることができます。
Webページ制作の副業案件をひととおりこなす力は身に付きますし、未経験からフロントエンドエンジニアへ転職するにも基礎力のアピールになると思います。
Web制作の副業で3万円の案件を数件こなすだけで、このコースの受講費用の元は取れてしまうので正直やらない理由はないと思いますよ。
カリキュラムの最後には、自分で考えたWebサービスをサーバにデプロイするところまでを通しで経験します。
副業案件営業や転職時のポートフォリオとしても使えますし、Web制作の一連の流れを通して学べるのは大きな自信につながると思います。
ただ、フロントエンドエンジニアとしてスキルを伸ばしていきたいと考えている場合は、このコースだけだと物足りないかもしれません。
jQueryはすでにWeb開発の現場では保守案件以外では主流ではなくなっていますし、Vue.jsのセクションもあくまで基礎のみなので、特定のWebフレームワークに特化した学習をしたい場合は他の教材を併用することをオススメします。
オンラインで利用できるプログラミング教材について、別の記事でまとめたので参考にしてください。
- Web制作の副業をしたい方にオススメ
- 未経験からフロントエンドエンジニアを目指す際のアピールポイントになる
- フロントエンドエンジニアとしてスキルを伸ばしていきたい場合には物足りないかも
テックアカデミーのメリット/デメリット
サポート体制が充実している(パーソナルメンター、チャットサポート)
テックアカデミーでは、受講生1人に対してパーソナルメンターが1人つき、二人三脚で進めていくことになります。
チャットや、定期的なメンタリングを通してサポートしてもらえます。
メンターの方はキャリア豊富でその道にとても詳しい方なので、学習についてだけでなくエンジニアとしてのキャリアの相談にも乗ってもらえます。
さらに、メンターの他にも多くの講師陣がチャットで回答してくれます。
カリキュラム外でも、質問を投げれば大体答えてもらえますよ。
せっかくの機会なので、遠慮せずにどんどん質問してみましょう!
オンライン完結で学習可能
テックアカデミーのカリキュラムは、すべてオンラインで完結できます。
教室に通う必要がないので、平日夜間や、通勤中等のスキマ時間にも学習を進めることができます。
何かわからないことがあった場合も、オンラインのコミュニケーションで完結します。
メンターとのやり取りは、talkyというアプリを使った音声通話形式、その他講師陣とのやり取りもslackを用いたチャットベースになります。
質問に対する回答は速く、チャットで聞けば5分以内には答えが返ってきます。
オンラインだからといってサポート体制が疎かになっていることはなく、バグに詰まって前に進めないまま時間を無駄にするといったことはありません。
Webサービスを1から制作する経験ができる
テックアカデミーでは、教材を使ってプログラミング言語の学習を一通りこなした後に最終課題として成果物を制作することになります。
副業や転職を考えている場合は、ここでオリジナルな作品を作っておけばポートフォリオとして使うこともできます。
プロのサポートを受けながらWebサイトやサービスを1から作れるので、是非この機会を活用してみてください。
チャットサポートの対応可能時間帯に注意
基本的に質問はチャットに投げれば回答が返ってきますが、チャットは対応時間が決まっています。
対応時間は平日、土日関わらず15時〜23時で、夜間がサポートの中心になっています。
その時間以外にチャットで質問してもすぐに答えてもらえないので、朝方を中心に学習したい方は注意が必要ですね。
一緒に勉強する仲間は作りにくい
オンライン完結で、メンターや講師陣とのやり取りだけで完結する都合上、他の受講生との交流は発生しません。
他のスクールでは、受講生同士が切磋琢磨したり、チームを組んでチーム開発をするカリキュラムを組んでいるところもありますが、テックアカデミーではそれはありません。
孤独な戦いになりがちなので、仲間がいないとモチベーションを保てない方は、別途SNS等でコミュニティに入るなどしたほうがいいかもしれませんね。
チーム開発は経験できない
上にも書きましたが、他受講生との共同開発はできないのでチーム開発の経験はできません。
チーム開発をしたい方は、他のスクールも合わせて検討したほうがいいですね。
テックアカデミーの無料お試しコースもあるので申し込んでみるべし
ここまでテックアカデミーについて紹介してきましたが、受講するとなると、受講料が高額なため悩んでしまう方も多いと思います。
そこで、テックアカデミーには無料のお試しコースが用意されています。
1週間と短期間ですが、実際と同じ環境で受講のトライアルをすることができます。
コースの内容は簡単なものですが、メンタリングやチャットサポートなど本受講する場合と同等のサポートを受けることができます。
PCとネット環境さえあれば受講でき、さらに完全無料なので気軽に受講してみてはいかがでしょうか。
転職保証コースはおすすめできません
テックアカデミーには、エンジニアへの転職を保証するコースが用意されています。
しかし、正直このコースからエンジニア転職するのはおすすめしません。
学べる言語がJavaのみ
まず、学べる言語がJavaのみであり、Web系ではありません。
Javaを扱う企業は、組み込み系のSIerやSESであることが多く、多くの業態が客先常駐という形になります。
リモート中心で働きたい方は、やめておいたほうが無難でしょう。
受講者のキャリアより、「転職すること」を優先されがち
「転職保証」の構造上、スクール側としては最低限転職を成功させることが必要です。
そのためには、個人のキャリアを考慮せずに、スクール側の都合で転職先を紹介されることになります。
いい感じの企業からの求人がない場合は、微妙な求人を紹介される可能性があるので注意が必要です。
スクールからの紹介と合せて、自分でもエージェント等を介して転職活動をしてみることをオススメします。
自分でも活動してみることで市場の状況も見えてきますし、リスクヘッジになると思いますよ。
まとめ
テックアカデミーは、プログラミング初心者の方が学習を開始するのに最も適しているプログラミングスクールの一つです。
ぜひ、プログラミング技術を身につけて、皆さんの人生に新しい選択肢を増やしてみてください。
プログラミングを身につけて、よりより人生を送れる方が1人でも増えてくれれば嬉しいです。